高輪ゲートウェイ など新駅開設で通勤はどう変わる?
2020年夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、都内近郊で新駅が続々と開設される予定です。近年最も話題になっている高輪ゲートウェイ駅(品川新駅)をはじめ、虎ノ門ヒルズ駅などさまざまな駅が開設されていきます。
こうした新駅が開設されることで、ビジネスパーソンの通勤はどう変わるのでしょうか?新駅開設で気になる通勤事情についてご紹介します。
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今後解説予定の新駅
高輪ゲートウェイ駅(山手線)
高輪ゲートウェイ駅は山手線田町駅と品川駅間に開設予定の新駅です。山手線に加えて京浜東北線が停車し、開設2020年春ごろを予定しています。
高輪ゲートウェイ駅の新設によって大きく変わるのは不動産価値です。不動産価値の判断基準の1つとして、「交通アクセスの良さ」があります。田町駅と品川駅間は山手線の中で最も距離のある路線なので、高輪ゲートウェイ駅が開設することで周辺のアクセス環境が大きく変わると予測されています。これまで、最寄り駅まで徒歩10分以上かかっていたマンションやアパートが、徒歩5分以内になれば利便性は一気に向上します。
さらに、高輪ゲートウェイ駅周辺では新築マンションやビジネスタワーを建設する予定であり、さらに商業施設の併設も予定されています。そのような駅周辺の再開発が行われることで、不動産価値と地価価値が情報すると容易に想像できます。同エリアにある泉岳寺駅(都営浅草線)と連携した広場や通路も整備される予定なので、交通機関の利便性はさらに向上します。
引用:JR東日本ニュース『品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)に係る都市計画について』
新横浜駅(相鉄線)
相鉄本線西谷駅とJR武蔵小杉駅間までの区間を結び、羽沢横浜国大駅からJR武蔵小杉駅区間の16キロメートルを、乗り換えなしでアクセスできるようになります。直通線としては相鉄線海老名駅および湘南台駅から、新宿方面への運行を予定しており、神奈川圏から東京都心までのアクセスが良くなり、新駅にも注目が集まっています。
また、2020年には相鉄線東急直通線が開業予定となっており、羽沢横浜国大駅から新横浜駅間、新横浜駅から日吉駅間を結びます。東急線へとつながる路線なので、渋谷目黒方面へのアクセスが便利になります。相鉄線東急直通線が開業されることで、羽沢横浜国大駅の再開発が活発になるのではないかと予測されています。
羽沢横浜国大駅は現在、駅周辺にアパートなどの住宅が立ち並び、駅から1キロメートル離れた場所に横浜国立大学キャンパスがあります。商業施設がほとんどない場所なので、新駅開設と同時に中高層ビルや商業施設の建設も予定されています。現在では学生が住む街として知られていますが、子育て施設なども建設予定であり、今後はファミリー世帯が増えていくのではないかと予測されます。
引用:相鉄・JR直通選、相鉄・東急直通選『事業に関するお知らせ』
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虎ノ門ヒルズ駅(東京メトロ日比谷線)
東京メトロ日比谷線霞が関駅から神谷町駅の間に新設される予定です。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催前に開設され、2022年に最終完成が予定されています。
虎ノ門ヒルズ駅は銀座線虎ノ門駅との地下連絡通路が整備され、新しい交通アクセスが生まれます。周辺はビジネスエリアなので、新しい交通手段が増えることで交通機関の混雑緩和に前向きな影響を与えるのではないかと考えらえています。
さらに、新駅開設にともない虎ノ門ヒルズステーションタワー(仮称)が建設され、新駅と街を繋ぐ交通結節空間としてエリアの回遊性を高めます。商業ビル内にはさまざまなニーズに合わせてレストラン、ギャラリー、フォーラムなどが整備され、外国人就労者にも対応したビジネス機能が整備される予定です。
さらに、宿泊施設なども建設されるので、ビジネス目的で訪れた人も観光で訪れた人も利用しやすい街への再開発が加速します。
引用:総務省『都市再生特別地区(虎ノ門一・二丁目地区) 都市計画(素案)の概要』
以上のように、都内および都内近郊で新駅が開設されることにより、周辺地域とその不動産価値などに大きな影響を与えると考えられています。
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ちなみに、2019年3月16日にJR東日本おおさか東線の新大阪駅から放出駅間(新駅:南吹田駅、淡路駅、城北公園通駅、野江駅)が開業したことで、既存の放出駅から久宝寺駅と結ばれ、大阪の東側を結ぶ路線が開通しました。
これにより、新大阪駅から片町線や関西本線方面へは大阪駅を経由して向かっていたのが、新しいルートの開業によって乗り換えも少なく短時間での到着が可能になっています。
新駅開設で変わるビジネスパーソンの通勤事情
ここまでご紹介した新駅開設によって、ビジネスパーソンの通勤事情はどのように変わっていくのでしょうか?
通勤時間が短縮される
新駅開設によって最も期待されるのが通勤時間の短縮と、通勤ラッシュの緩和です。高輪ゲートウェイ駅の場合、これまで田町駅で降車して徒歩でオフィスまで移動していた人は、オフィスまでの移動距離を一気に縮められる可能性が高いでしょう。また、新駅開設によって通勤ラッシュが緩和されることで、通勤にかかる時間を短縮できる可能性があります。
乗換回数が少なくなる
高輪ゲートウェイ駅にしても新横浜駅にしても、開設されることでこれらの路線を利用していたビジネスパーソンの乗換回数が少なくなる可能性があります。特に高輪ゲートウェイ駅は京浜東北線が停車する予定なので、京浜東北線利用者は直通で高輪ゲートウェイ駅までたどり着けるのが大きなメリットです。乗換回数が少なくなれば通勤時間の短縮になるだけでなく、通勤時のストレス緩和にも影響します。
定期代金が安くなるor高くなる
新駅開設によって定期代金が安くなる、とは必ずしも言えません。むしろ、通勤時間短縮のために乗車が数駅分伸びると、定期代金が以前よりも高くなります。電車通勤のビジネスパーソンと会社においては、その点の情報をしっかりと調査した上で、双方にとって最適なルートを協議することが大切です。
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新駅が開設されると、路線ごとのダイヤが大きく変わることが予測されます。そのため、通勤時間などが短縮されるもののこれまでの通勤時刻が変化する可能性が高いでしょう。そのため、開設日が近くなったら新ダイヤなどを入念に調べた上で、自分に与える影響について知ることがポイントです。新駅開設への期待感を高めるとともに、事前調査を怠らないで常に新しい情報を収集しましょう。
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いかがでしょうか。新駅の開設により通勤経路の見直しが発生する社員の方もいらっしゃるのではないでしょうか。管理部門としても、従来の経路と変更されることで適切な定期代の確認・変更など、個別対応に備えているところかと思います。今後も、運賃改定や消費税率の変更、新駅の開設など、通勤費の支給を正しく維持・管理することは意外に煩雑で手間がかかります。
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