【 経費削減 】 経費削減 で得られる効果と注意ポイント
経費削減 は常々考えておかなければならず、窮地に陥ってから対処するものではありません。
あらかじめ対策を講じておき、不測の事態に備えておくことが企業を運営する上で必要になります。
今回は 経費削減 で得られる効果と、それらを生み出すために注意すべきポイントをご紹介いたします。
純利益増・社員のやる気・新設備導入などが経費削減で生まれる!
経費削減で得られる効果は、純利益増、社員のやる気、新設備導入、業務拡大のチャンスです。
これらの効果は繋がっており、ひとつ成果を出せば連鎖的に発生します。
・純利益が増えて社員のモチベーションが上がる
売上に変動が無くても、経費を削減することで純利益を増加できます。
当たり前ですが売上より経費のほうが多ければ、その会社はそもそも成り立ちません。すぐに実行できて純利益を増やせることが第一の大きな効果です。
純利益が増えて賞与や昇給に反映できれば、社員のモチベーションが上がり、業務に対し意欲的になると考えられます。さらに売上を伸ばせた場合、設備やシステムの導入をはじめ、新しい事業展開に対する金銭的余裕が生まれます。
・新しい事業展開を実現できれば業務拡大のチャンスを掴める
得た利益を元にして、新しい機材設備やシステムの導入などの新事業展開を行うことができるようになります。
生産効率や製品の質を上げるために設備投資を行いたいと考えても、利益が確保できていなければ難しいもの。
利益を上げることで業務を効率化できたり、さらなる経費削減が実現する可能性を孕んでいます。
すぐに動かせるお金がなければ新しいチャンスを逃したり、急な出費に耐えられなくなる可能性があります。
お金があれば、優秀な人材を掴みやすくなりますし、さらに別の事業展開が可能に。経費削減は戦略的な企業運営に必要不可欠なのです。
・利益に直結した経費削減ができるように注意する
商品の質やサービスを低下させる経費削減は、利益を減少させる場合もあります。
不適当なところで経費削減を行うと、純利益減という事態を引き起こしてしまうため、商品やサービスの質が落ちるのであれば、やらない方が得策です。
例えばホテルのアメニティを安価なものに変更し、室内設備の質を落とせば、お客様は「次は違うところに泊まろう」と考えるかもしれません。
レストランで食材の質を下げれば、「美味しくなかった」と思うかもしれません。
このように顧客のイメージを著しく下げる経費削減は、企業のイメージダウンと純利益の低下を招く可能性が。
「やるべき経費削減」と「やる必要のない経費削減」は何か、十分に吟味して実行に移さなければなりません。
・経費削減に適しているのは業務の効率化!人件費削減は逆効果!
経費削減に適しているのは業務の効率化。しかし単純に人件費を削減すれば良いという話ではありません。
残業代の削減は有効な方法のひとつですが、業務の質の低下、必要な社員が辞める、新人教育の長期化に加え、会社のイメージそのものが悪くなることもあります。
そこで数々のデメリットがある方法を取るよりも、仕事の効率化を考えることがまず必要になります。
・効率化しやすいのはパソコンができる仕事
一番効率化を狙えるのはパソコンを用いた業務です。
給与計算の際には表計算ソフトを使った方が早い上、間違いは少なくなりますよね。
ただ、パソコンを使って計算しているから効率的とは限りませんし、データを入力する場合はミスが発生することも考えられます。
勤怠データを元に、給与の自動計算や給与明細発行、振込まで終わらせられる管理システムを導入できれば、業務は劇的に楽になりますね。
社員数が少ない企業は、効率化で大きな経費削減には結びつかないこともありますが、基本的には手間を省けるシステムや機材設備を導入することで効率化できる部分はたくさんあります。
・必要な経費削減とは何か考えることが経費削減のポイント
企業運営を行う上で、必要な経費削減とは何か考えることが成長への近道です。
経費削減は利益を確保し、社員のモチベーションをあげ、新たな挑戦を可能にします。
まずは始めやすい業務の効率化に取り組めるよう、自社に最適なソリューションから探してみましょう。
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