オフピーク定期券で通勤手当を支給するには
2024年3月からJR東日本でオフピーク定期券がスタートしています。
通常定期券より10%安くなるオフピーク定期券ですが、オフピーク定期券とは何か、通勤費支給での運用などをご紹介します。
- オフピーク定期券とは
- オフピーク定期券支給で企業が行うこと
- まとめ
オフピーク定期券とは
オフピーク定期券は、JR東日本が「混雑緩和」「働き方改革」の推進のために平日朝のピーク時間帯以外のオフピーク時間帯のみに利用できる、割安な通勤定期券です。
通常の通勤定期券よりも約10%割安で購入できる点が大きな特徴です。
オフピーク定期券の対象エリアは、JR東日本の電車特定区間で、東京駅を中心に、大宮(埼玉県)、取手(茨城)、千葉・千葉みなと(千葉)、久里浜・羽沢横浜国大(神奈川)、奥多摩・高尾(東京)までとなっています。
JR線と私鉄・地下鉄線にまたがるSuica通勤定期券(連絡定期券)でも、JR線の適用区間内についてはオフピーク定期券を購入できます。
主な駅のピーク時間
ピーク時間は駅によって異なりますが、主な駅のピーク時間は以下となります。
このピーク時間帯に駅に入場すると、オフピーク定期券は適用されず通常のIC料金をチャージ金額から支払われますので、ご注意が必要です。
オフピーク定期券支給で企業が行うこと
適用可否の確認
オフピーク定期券は混雑緩和の為に平日朝のピーク時間帯以外の利用かつJR東日本の特定区間内となっていますので、全従業員が対象になりません。
オフピーク定期券対象路線利用者の把握が必要です。
さらに、通勤時間帯がピーク時間がどうか、従業員ごとに勤務時間帯を確認しておく必要があります。
ピーク時間帯通勤からオフピーク時間帯通勤へ変更可能な人もいるかもしれません。
通勤時間帯だけでなく、業務形態などに合わせた対応の為、ルールや規定の整備も必要となります。
社内運用ルールや通勤規定の整備
通常定期券の支給条件とオフピーク定期券の支給条件のルールや規定を整備する必要があります。
ピーク時間帯の通勤が数回であれば、オフピーク定期券と実費精算の方が通常定期券よりも安価な場合もあります。
時差通勤適用の条件なども明確にしましょう。
まとめ
オフピーク定期券について紹介させていただきました。
オフピーク定期券を支給する場合は、従業員の通勤情報の正確な把握は必要です。
通勤手当の管理の複雑化を防ぐためにも通勤費管理システムの検討をお勧めします。
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オフピーク定期券の支給でのコスト削減だけでなく、システム化による業務効率化も実現できるのが「らくらく通勤費」です。
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